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バイリンガルの脳は高齢になっても効率的? 神経学者らが研究(CNN)

Posted by on 2013/01/24

(CNN) 2つの言語を使い分ける「バイリンガル」の人は、年を取っても頭の働きが衰えにくいとする研究結果が、近年相次いで報告されている。米国の神経科学者らがこのほど、脳の活動を画像化する装置を使ってその仕組みに迫った。

研究の成果は米神経科学学会誌「ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス」の最新号に掲載された。研究チームはまず成人110人を対象に、言語背景についてのアンケートを実施。10歳以下の子ども時代から毎日、英語のほかにもう1つの言語を話してきたグループを「生涯バイリンガル」と位置づけた。

対象者にさまざまなテストを実施してスコアを比較したところ、生涯バイリンガルのグループと英語のみを話すグループで、単純な記憶保持能力の平均値にはほとんど差がなかった。しかし、複数の課題間の切り替えが要求されるテストでは、高齢のバイリンガル・グループが英語のみのグループに比べて素早い反応を示した。こうした差は若い年齢層ではみられなかったという。

テスト中の脳の様子を機能的磁気共鳴画像法(fMRI)で調べたところ、バイリンガルの人の脳は高齢になっても若者と同じようなパターンで活動していることが分かった。前頭葉の中の意識的努力にかかわる領域の活動が低いことが、高齢バイリンガルのよりよい反応に関係すると研究者は考える。

この結果は、バイリンガルの高齢者の脳が英語のみを話す高齢者と比べて、より小さな労力で大きな成果を挙げていることを示唆する。チームの研究者らは、「効率的」な脳の使い方が「切り替えの速さ」につながっているのではないかとみている。

専門家によれば、今回の研究にはいくつかの問題点もある。そのひとつは対象人数が少ないこと。fMRIの使用にはコストがかかるため、この種の研究は規模が限られることが多い。

また、2つ目の言語を習得するタイミングがもっと遅かった場合に同様の傾向が現れるのかどうかは検証されていない。高齢期に2言語を使い分けることによる効果は、単に運動やその他のトレーニングから脳が得られる効果と同じ可能性もある。その場合、習得時期はあまり関係ないことになるため、今後の研究で明らかにされることが期待される。

http://www.cnn.co.jp/career/35026761.html

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